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TeamSpeak3 Client beta25 & Server beta27 リリース

Client beta 23 , Server beta25 リリースからたったの数日でリリースされましたね。

クライアントの致命的なクラッシュバグに対応するためのリリースだったようです。

サーバの方は更新項目が2つながら開発元の告知によると重要なアップデートだそうです。

クライアント、サーバともに機能的な追加はほとんどなく単なるバグフィックスといった感じです。

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TeamSpeak3の管理者権限とか

いろいろ勘違いされている方や有効活用しきれていない方がいるので解説記事など書いてみます。

まぁ、私もTS3サーバは放置管理していてメインでMumbleを利用しているのでTS3サーバ管理なんて初心者ですけどね。

TeamSpeak3のAdmin Server Query と Server Admin の2つの管理権限を持ったグループが存在します。

Admin Server Query グループは、そのサーバにおける全ての権限を持ったグループです。標準設定では serveradmin というユーザが登録されています。TeamSpeak3の管理をされている人ならTeamSpeak3サーバの初回起動時にIDとパスワードが表示されたのを覚えているかと思います。普通はこのグループに属するユーザにできないことはありません。分類的にはサーバクエリグループ(global ServerQuery groups)という分類になり、クエリ接続でのみ有効なグループです。

もうひとつの管理グループは Server Admin です。サーバ初回起動時にtoken(トークン) もしくは privilege key(特権キー)が表示され、それをサーバに接続してクライアント上で使うことによってクライアントが Server Admin グループに登録されます。あまり深くTeamSpeak3サーバを理解されていない人には、このServer Admin のことを一番権限の高い管理者であると誤解している人が多いです。実はできないことが結構あります。試しにアクセス権の全体の分類のところを設定しようとしてみると、殆ど「insufficient permission modify power」とエラーが出るのがわかるかと思います。分類的にはサーバグループ(Server groups)という分類になり、クライアントからサーバにログインした時に有効なグループです。

なんで管理グループが2つもあるのかと疑問に思うかもしれません。2つもグループがあるのはTeamSpeak3サーバがバーチャルサーバ機能に対応しているからです。GUIから設定できない項目なので知らない人も多いと思うかもしれませんが、1つのプロセスで複数の仮想的なサーバ(Virtual Server)を建てる機能が TeamSpeak3 にはあります。(Mumble や ShockVoice(海外では有名なVCソフト)など、最近のVCサーバでは当たり前の機能になっています。)

そのため、全てのバーチャルサーバを管理する(バーチャルサーバの作成、削除、停止などの管理をできる)グループAdmin Server Queryと、それぞれのバーチャルサーバを管理するグループ Server Admin の2種類があるわけです。多くのサーバ管理者はバーチャルサーバを1つしか使わない、そもそもバーチャルサーバの存在にすら気が付いていない場合が多いので、なぜIDとパスワードに加えてトークンなんて発行されるんだろうなって疑問を抱くわけです。

基本的には Server Admin の権限さえ持ってれば(Server Admin グループに入っていれば)たいていの作業は事足りますが、一部のクエリやアクセス権は Admin Server Query グループに属しているユーザ(serveradmin)しか触ることができません。例えばサーバビューワを利用するためのアクセス権の設定、Server Admin グループに属しているクライアントの設定を消してしまいトークンを再発行する、サーバのアップグレードでアクセス権がおかしくなってしまった、などのような場合に対処するために Admin ServerQuery グループは必要なわけです。最近だとWebサーバリストにサーバを載せたくない場合などもAdmin ServerQueryグループのユーザで設定をする必要があります。

クエリを送って設定したことのある人は「use sid=1」のようなコマンドを打ったことがあるはずです。sid(サーバid)が1番目のものを対象にする、つまりは1つ目のバーチャルサーバを使うよって言う宣言です。Admin Server Queryグループのユーザで何かしようと思うと必ずクエリを送ることになるわけですが、それが面倒という人は公式フォーラムにWEBベースのものやGUIのアプリケーションが公開されているのでそちらを利用するとよいでしょう。

TeamSpeak3は一見して多機能なように見えますが、まだまだ作りこみが甘いというか細部までチェックができていない点が残念です。多機能なように見えて全く柔軟性のないアクセス権、Luaでスクリプトを書けるという秀逸そうな機能を実装しつつ実は欧州圏言語以外で使おうとすると文字化けして使い物にならない、全く利点を活かせていないCeltコーデック、セキュリティを歌いながら再設定すらできない管理者パスワード、情報の少なすぎるログなどなど。まだまだbetaの時代は永いように思えます。がんばれTeamSpeak3。私はまだまだMumbleを使う(ぇ

TeamSpeak3 Client beta23 & Server beta26 リリース

タイトルの通りです。

クライアント

クライアントの方は多量のバグフィックスを含んでいるので、すぐに更新することをお進めします。

特筆すべき更新点はサーバリストの実装です。

稼働中のTeamSpeak3サーバの一覧をクライアントから閲覧できるようになりました。

クライアントのメインメニューを接続 > Web Server List と辿れば表示できます。

ただ、表示されるのはサーバのバージョンがbeta26以上の物だけです。

このサーバリスト、けっこう欠陥品でリロードするだけで「too many requests (リクエストが多すぎるよ!)」とか言われます。

ひどいときはサーバリストを表示するだけで・・・w

クライアントの翻訳

遅くとも週末くらいには公開予定です。

気長にお待ちください。

公開時にはtwitterでつぶやくので、アカウント持ってる人はフォローしとくと良いかも。

サーバ

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Microsoft Speech Platform

Microsoft Speech Platform 10.1という音声合成のためのライブラリが先月に公開されていたようです。

このSpeech Platformの大きな特徴は日本語をはじめとする多くの音声合成エンジンが無償で公開されているという点です。しかも品質が比較的高いのです。

音声合成というのはテキストを入力として音声合成をして読み上げるため機能です。テキスト読み上げをしたいソフトウェアなどから呼び出されて利用されます。Windows 7/VistaにはMicrosoft SpeechAPI 5(SAPI5)という音声合成エンジンがデフォルトでインストールされており、多くのソフトウェアが、この機能を利用してテキストの読み上げをしています。ただ、Windowsにデフォルトで入っているSAPI5対応の音声合成エンジンは英語版のみです。SAPI5対応の日本語合成エンジンが、ほとんど有償のものしかないため日本ではあまり一般的ではありません。SAPIを利用しない独立した音声合成エンジンが無償で公開されているということもあり、棒読みちゃんSofttalkのようにそれらを利用した音声合成ソフトがポピュラーです。

こんな良いものが公開されたとなってはすぐにでも飛びつきたいところなんですが、このSpeech Platformは一般的にSAPI5とほとんど互換性がないらしくSAPI5対応のアプリでは利用できないようです。

私が翻訳をしているボイスチャットソフトウェア『Mumble』、最近記事で取り上げた音声合成ソフト『棒読みちゃん』なんかも、このSAPI5による音声合成に対応していますが、このSpeech Platformは使えないようです。

ただ、実質的にはSAPI5と大差ないらしく、SAPI5対応のアプリをSpeech Platform に対応させるのはさほど難しくないようです。

Mumbleの方は、Speech Platform のライブラリを使って再コンパイルすることで簡単に対応できました。ですので、棒読みちゃんのほうも作者さんしだいですぐに対応してくれるかもしれません。

今のところ Speech Platformに対応しているアプリケーションはあまりないようです。私の知る限りだとMicrosoft Office 2010 製品のWordやPowerPointで、このSpeechPlatformを使ってのテキスト読み上げができるようです。

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ちょっとした気の迷いで

ちょっとした気の迷いでLivetubeA.V.A.のゲームプレイ動画の配信なんてやってみたり。

なんで、そんなことをしようかと思ったかというとAVACTLというA.V.A.のユーザ主催大会がLivetube上で生配信されているのを見て、なんとなくやってみたいと思ったからです。

基本的にはLivetubeにユーザ登録して、規定のソフトウェアをインストールするだけで簡単に配信ができるのですが納得のいく設定をしようとすると面倒なんですよね。

普段はお気楽に見ているだけでした、自分でやってみて初めて配信者の苦労を思い知りました。

動画像はLivetubeのソフトウェアをインストールして、SCFH DSFという補助ソフトをいれるだけで簡単に設定できました。

一番面倒なのがサウンドデバイスの設定でした。

ソフトウェアなど諸所の仕様により仮想サウンドデバイスかサウンドミキサーというのが使えるサウンドデバイスが必要になります。

ゲーム音を動画に載せようとしたら1つ、自分の声を入れようとしたら更にもうひとつ必要になります。

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