- 2010-08-03 (火) 9:41
ダウンロードとインストール
Ubuntu の場合です。Debian は標準リポジトリに1.2がはいっているらしいです。
aptからインストール
すでに apt から mumble-server 1.1.x をインストールしている場合は、1.1.xは削除されて1.2.0 に置き換わりますので注意してください。
既存の mumble 1.1.x の環境を残したまま 1.2.0 をインストールしたい場合は手動でインストールを読んでください。
aptの設定 Ubuntu 10.04 Server
10.04 のサーバ版の場合はadd-apt-repositoryがないので、それのインストールから
sudo aptitude install python-software-properties sudo add-apt-repository ppa:slicer
aptの設定 Ubuntu 9.10、Ubuntu 10.04 Desktop
次のコマンドを打ってリポジトリを登録?します。
sudo add-apt-repository ppa:slicer
aptの設定 Ubuntu 9.04以前
/etc/apt/sources.list.d/mumble.list を作成し次の内容を記述します。
deb http://ppa.launchpad.net/slicer/ubuntu jaunty main deb-src http://ppa.launchpad.net/slicer/ubuntu jaunty main
これは Ubuntu 9.04 (jaunty)の場合です。や 8.10 (intrepid)にインストールする場合はjaunty の部分を 変更してください。
aptのリポジトリを登録しただけだと、署名エラーが出るので mumble のリポジトリのPGP鍵を追加します。
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com 405B4C337EC05701F053B3CADE62F7B1165B2836
インストール
sudo apt-get update sudo apt-get install mumble-server
初期設定
次のコマンドを打って初期設定を行います。
dpkg-reconfigure mumble-server
MumbleをPC起動時に実行するかとか、SuperUserのパスワードとかの設定をします。
設定ファイル等
設定ファイルは次の場所に格納されているので適宜、編集しましょう。
/etc/mumble-server.ini
サーバの起動
sudo /etc/init.d/mumble-server start
特にエラーなく起動できたら、クライアントから接続確認を行ってください。
サーバの終了
sudo /etc/init.d/mumble-server stop
SuperUserでの接続
適当なユーザ名でログインして、接続できることが確認できたら、次はSuperUserでログインしてみましょう。
手動でインストール
公式ページから 1.2 の Static Linux Server を落としてきましょう。
ファイルはlzma形式で圧縮されています。次のようにして展開して適当な場所に設置しましょう。
lzcat murmur-static_x86-******.tar.lzma | tar xf - mv murmur-static_x86-****** murmur
名前が長いので murmur とでも、リネームして適当な場所に設置しましょう。
展開方法はディストリビューションごとに異なる可能性があります。上のコマンドで展開できない場合はgoogleなどで検索しましょう。
初期設定
起動前に設定ファイルを編集します。設定ファイル名は murmur.ini です。
基本的にはパスワードを編集すればよいかと思います。
serverpassword=
非登録ユーザがサーバにログインするときのパスワードを設定します。
serverpassword=password
これは一番やってはいけないパスワードの例ですので各自推測されにくいパスワードを設定してください。
すでに、1.1.x 用サーバを建てているなら ポートを変更すると良いかもしれません。
port=64838
設定が終わったらサーバを起動します。
サーバの起動
先ほど展開したフォルダに移動して次のように撃ちます。
./murmur.x86 -ini ./murmur.ini
特にエラーなく起動できたら、クライアントから接続確認を行ってください。
サーバの終了
pkill murmur.x86
murmur.ini の pid の項目を設定しているなら
kill `cat PIDファイル名`
SuperUserでの接続
適当なユーザ名でログインして、接続できることが確認できたら、次はSuperUserでログインしてみましょう。
mumble には SuperUser という名前の管理ユーザが標準で設定されています。デフォルトではパスワードが無効になっているので、このユーザで接続するためにはパスワードの設定が必要です。
先ほどの起動コマンドの末尾に次のようなオプションを追加することで設定が可能です。
./murmur.x86 -ini ./murmur.ini -supw PASSWORD
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