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TeamSpeak3

制限ユーザでのTeamSpeak3鯖建て #2

まずは制限ユーザの作成

XPでは制限ユーザ、Vista/7では標準ユーザと呼ぶようです。ここでは制限ユーザに統一します。

制限付アカウントの追加方法は次のページが参考になります。

制限付きのWindowsユーザーアカウントの作成
http://www.bbiq.jp/members/safety/parents/process1.html

制限ユーザとして実行

サーバプログラムを右クリックすると「別のユーザとして実行」という項目があります。

Vista/7ユーザの人はShiftキーを押しながら右クリックすると出てきます。

全文を読む

制限ユーザでのTeamSpeak3鯖建て #1

Windows で制限ユーザを使ってTeamSpeak3のサーバを建てましょうというお話です。

なぜ制限ユーザ

プログラムが悪意のある第三者に乗っ取られた場合、そのプログラムを実行しているユーザの権限の範囲でしか悪さができません。

管理者権限でプログラムを動作させているとシステムの全てに影響が出ますが、制限ユーザであればそのユーザに与えられた権限の範囲でのみ影響が出ます。

ですので、サーバなどの外部から入力を受けるようなプログラムは権限の低いユーザで動かすのが一般的です。

OSの正しい使い方としては、制限ユーザを作成して常用時は制限ユーザでログインし、システムに変更を加えるときには管理ユーザでログインするべきなのです。

XPまでのWindows がこのような考え方で使うには利便性が乏しかったため大半のユーザが管理者権限で使っていました。

このためWindowsユーザは制限ユーザの使い分けに拒否感を覚えます。

その際たる例がWindows Vista におけるUACの批判です。実はUACは制限ユーザで常用するには秀逸な機能なのです。

Linux ユーザは何事もなかったかのように、この使い分けをしています。

TeamSpeak3 は危うい

TeamSpeak3 は実は危うい状態にあるのです。

現在β段階のソフトウェアです。日夜新しい機能が取り入れられ、バグも発見されているという状況です。

さらにはTeamSpeak3 は知名度が高くハッカー達の標的にされやすいソフトウェアでもあります。

TeamSpeak3 の知名度の高さは公開初日に配布サイトが落ちたことでも明らかでしょう。

というわけで

TeamSpeak3 サーバを Windows で建てている人は制限ユーザで実行しましょう。

Linux で建ててる人は管理者として実行しようとすると怒られるので大丈夫なはずです。(英語が読めれば)

具体的な方法は次回(ぇ

TeamSpeak3 Munin プラグイン更新

以前公開していたTeamSpeak3 Munin プラグインですが利用しているライブラリの仕様が変わったようなので修正しました。

使いたい人はどうぞ、ubuntu 向けに軽く解説を書いておきます。

ダウンロード

ts3 munin plugin 修正版

ライブラリ PyTS3の更新版のインストール

TeamSpeak3操作用のライブラリをインストールします。


svn checkout svn://thelabmill.de/PyTS3 pyts3
cd  pyts3
sudo python setup.py install

詳しくは新しいPyTS3のwikiで確認してください。

プラグイン修正版のインストール

ダウンロードしたプラグインを適当なところに配置して、muninのプラグインフォルダにシンボリックリンクを作ります。

sudo ln -s /path/to/ts3_ /etc/munin/plugins/ts3_1

動作サンプル

動作サンプルは TeamSpeak3 βサーバのページにあります。

TS3 サーバのパスワードリカバリ

パスワードを忘れると設定ファイルを全部消さないといけないのがTS3 Serverの欠点の一つです。

初回起動時に表示されるだけで、メモし忘れると確認する方法がないという。

ここでは、忘れてしまったパスワードを新しいパスワードに置き換える方法を紹介します。

やり方的には外法になるので最終手段ですね。

用意するもの

  • Sqlite3
  • TeamSpeak3Server

Sqlite3 は、このあたりからWindows 用の物を探して来て下さい。sqlite-3_6_22.zip のような名前のものをダウンロードします。

Linux系の場合はaptやらyumからインストール出来るかと思います。

手順

パスワードを忘れてしまったサーバとは別に新しく適当な場所にサーバをインストールして起動します。

特に設定する必要はありません。単に一回起動どうすればよいだけです。

このときに表示される serveradmin のパスワードをメモしておきましょう。これが新しいパスワードになります。

このとき作成された ts3server.sqlitedb を new.sqlitedb とリネームして取り出します。

この時点で他のファイルは全て不要になるので削除しても構いません。

new.sqlitedb を、パスワードを置き換えたいサーバのインストールフォルダの中に置きます。

Windows の場合はsqlite3.exe も一緒にに放り込みます。

次の内容を test.sql という名前のファイルを作成して書きこみます。

attach database "new.sqlitedb" as new_pass;
update main.clients set client_login_password=( select client_login_password from new_pass.clients where client_login_name="serveradmin" and server_id=0) where client_login_name="serveradmin" and server_id=0;

サーバのディレクトリの中はこんな感じになるかと思います。

次のコマンドを実行します。不安なら事前に ts3server.sqlitedb のバックアップを取ってください。

sqlite3 ts3server.sqlitedb < test.sql

やっていることは、new.sqlitedb からserveradmin のパスワードを読み出してきて、ts3server.sqlitedb のパスワードに上書きしているだけです。

試しにクエリにログインしてみてください。

サーバのパスワードが更新されているのがわかると思います。

TeamSpeak3 Munin プラグイン

TeamSpeak3βがリリースされて1月ほど経ちます。

軽くググって見ると公開サーバも多すぎるくらいに建っていますし、クライアントのインストール方法やサーバの建て方の基本も紹介されています。

日本語リソースも、細部を見なかったことにすると問題ない程度にはできあがっています。

普通に使う分には問題なく使えているので、一部では正式リリースだと勘違いしている人もいるくらいです。日本にデータセンターを持つ海外のホスティングサービスがTeamSpeak3サーバを提供していたりしますしね。

「Mumble 1.2 から乗り換えるほどの価値があるのか?」という視点で弄り回しています。

単純に「FPSゲーマーならMumble 1.2 だろ」と haru と今のところは考えています。

理由は単純で Mumble 1.2 の方が TeamSpeak3 より低遅延だからです。某サイトの比較記事によるとMumble 1.2 の遅延は TeamSpeak3 の1/2で、Skypeと比較しても僅差ながら勝っているらしいです。

TeamSpeak3 は未だにβですし、期待していた部分が残念な結果に終わってますし・・・

TeamSpeak3 Munin Plugin

利用ユーザ数を記録するTeamSpeak3のMuninプラグインを作ってみました。

python の TeamSpeak3 用モジュール pyts3 も利用しているのでインストールして下さい。

1週間くらい動かして問題なかったので、問題ないでしょう。

動作結果は次の図のような感じです。

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