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Mumble 1.2

ゲーミング向け ボイスチャットの今後とか

  • 2009-12-11 (金)
  • VoIP

私は今は mumble が好きです。

最新の音声コーデックである CELT を採用することにより、高音質かつ低遅延を実現していますし、ゲーミング用途に考慮されているし、サーバを提供するうえでライセンス条の制限も無いし、いろいろと遊びがいがあります。最後の遊びがいは人によっては面倒ととれるかもしれません。あと環境によっては不安定なのも難点かもしれないですね。

他のゲーミング向けボイスチャットソフトを考えると、Ventrilo 2.1.x は音質が難点だし開発もメンテナンスも終わったサーバソフトウェアを公開するなんてあり得ない、Ventrilo 3.0.x はライセンスの面からありえないし(個人で9人以上接続可能なサーバは建てられない)、Skypeはゲーミング用途には疑問が多い、TeamSpeak2 はすでに過去の遺物ですが、未だにメンテナンスが続けられている点は非常に良いですね。現状では Mumble 1.2.0 が最善だと考えます。

ただ、今後も Mumble が好きでい続けられるかは大いに謎です。今のところ期待しているのは Mumble 1.2.0 と TeamSpeak3 です。TeamSpeak3 は、近くβをやるそうなので、それを実際に試してみて良さそうなら、そちらにシフトしようかなと思っています。ただ、スペックを見る限り TeamSpeak3 も Mumble 1.2.0 もスペック上は大きく変わらない感じがします。実際にどちらが良いかは使ってみるしか無い感じですね。

ただ、TeamSpeak3 のリリースはかなり先になりそうです。これは haru のかってな予想ですが、リリースが延びる原因となるのは音声コーデックのCELTです。このコーデック、実はまだ鋭意開発中のコーデックでバージョンが上がると互換性がなくなる可能性がありますMumble 1.2.0 では、複数のバージョンのCELT を使い分け、できるだけ新しいものを使うようにするみたいです。Mumble は非営利で、あまりコマーシャルユース(商用サーバ)には力を入れていないので、それでも良さそうですが、TeamSpeak のように商用でサーバを提供する企業からのライセンス料で採算をとるような形を取っていると、開発途中のコーデックを使うわけには行かないように思えます。

Mumble 1.2.0 と TeamSpeak3 、どちらが次世代の主流ボイスチャットソフトになるのでしょうね。私は純粋に性能と使いやすさ(サーバの使いやすさ)を考慮して、どちらかに絞りたいと思います。

他にも VoiceChatter というオープンソースのゲーミング向けボイスチャットアプリケーションがあるようですが、ネタのように思えてなりません。

開発動機を見てみると面白いです。軽く翻訳すると次のようになります。

Voice Chatter はフリーで、クロスプラットフォーム(WinやLinuxなど多様なOSに対応)のボイスチャットアプリケーションであり、ゲーミング用途に設計されている。もちろん、他の用途でも有用だ。なぜ、VoiceChatterを作ったのか?自分が素晴らしい音質だと思えるボイスチャットソフトが存在しないし、すべてのメジャーなプラットフォーム(Windows、Linux、Mac)をサポートするソフトがない。私はLinuxがお気に入りで、Linuxでゲームをしたい。しかしながら、最も人気のある2つのアプリケーション(たぶん、VentとTS2)はLinuxに対応していないか音質が悪い。

条件を満たすボイスチャットソフトはないと言っていますが、Mumbleが条件満たしていますよね。実装予定の機能を見てもまんま Mumble と同じ機能を実装しようとしているだけですし、音声コーデックがSpeexという旧世代のものです。存在自体が疑問ですよね。

Mumble 1.2.0 beta2 がリリース

Mumble 1.2.0 の beta2 がリリースされているようです。

実はRCをリリースする予定だったのがなぜかbeta2 です。

beta2のサーバにはbeta1 のクライアントでも接続できます。(開発者談

変更内容はだいたい次のような感じです。

  • IPバン周りのバグ修正
  • CELTのアップデートと調整
  • ライブラリを最新のものに更新
  • 実際の動作と違うメッセージを出力していたのを修正
  • 日本語の翻訳を更新
  • murmur.ini にユーザ名制限・チャンネル名制限のキーを追加
  • 証明書を作成していないユーザの接続を拒否できるように

まぁ、細かい奴とかharuが理解できない部分は飛ばしてあるので実はもっと修正されているのかもしれませんけどね。音声処理とか良くわからないです。

蛇足:

テストサーバ用のサーバビューワのアイコンを更新してみました。

mumble_viewer

ちなみに公開サーバのサーバビューワは自作です。

Mumble のリリース予定とか

水曜にRC1のリリース予定だそうです。

その後、一週間以内にRC2か正式版のリリース予定だそうです。

と、「だそうです。」を2つくらい続けました。公式的な発表ではなく、開発者のIRCでの発言を拾ってきただけです。

開発者は欧州圏の人なので、時差を考えると木曜くらいですかね。

without D-Bus版とか

1.1.8 でwithout D-Bus 版というのを公開していましたが、1.2.0 でも公開しようと思います。

公開時期は 1.2.0 リリース後に私の手が空いたとき、ということで不定です。

個人的にはD-Bus が有効になっていると “dbus-daemon.exe” という、常駐プログラムが増えるのが嫌で作っているだけです。

一部の環境でD-Busが不具合を起こすようで、そういった人のために一般公開しています。

この不具合なんですが、私の環境では発生していないので開発者に不具合報告ができないんですよね。

不具合が起きている人に聞いても、いまいち原因がわからないですし。

D-Busがらみで不具合が発生していて、英語ができる人は開発者にバグレポートをお願いします。

without D-Bus という名前は長ったらしいので、no-dbus か lite とか名前を変えようと思います。もっと良い名前の案がある人はコメントで(ぇ

Left4Dead2とmumble 1.2.0

L4D

堪能しました・・・

今日まで忙しくてやる暇がなかったんですが、ついに^w^

mumble でボイチャ繋ぎながら4人でやると、Coopゲーは楽しいですねぇ。

mumble 1.2.0

私が普段使っている身内サーバも1.2に移行してもらいました。

解説記事を書いてあったので大半の人はそれを読んで導入できたようですが、説明読むのが面倒な人相手にあーだこーだ言いながら導入しつつ説明をしてと、集団で使っているソフトの移行は面倒です。

移行は大きな問題もなく終了して、感想を聞いてみると、「音質が良くなった」、「Skypeと変わらないんじゃね?」といった意見がちらほらです。

開発中の音声コーデックということもあり、まだ不安定な部分もありますが、それを差し引いても問題なく使えるようです。

証明書とか

移行中に発覚したことなんですが、というか予想していたことなんですが、証明書を作るのを面倒に思う人が多いようですね。

正式版の1.2のサーバには証明書を持たないユーザを拒否するオプションが着くことになり、たぶんデフォルト値で拒否になるんで、証明書は作っておきましょう。

証明書を何に使うのかというと、パスワードの代わりです。イメージで行くとカードキーみたいなものです。

これがあるとサーバにユーザ登録できるようになります。

Mumble 1.2.0β 鍵付チャンネル貸し出し

Mumble 1.2.0 サーバ で 鍵付チャンネルの貸し出しを行います。

正式リリース後に専用サーバの募集も行う予定です。

テストサーバでも、一時チャンネルを作成してそのチャンネルに鍵をかけることは可能です。

利用頻度はそれほど高くないが、鍵付チャンネルを使いたい場合は一時チャンネルを使うことをおすすめします。

今回貸し出すのは一時的なチャンネルではなく、恒常的に鍵がかかった状態のチャンネルです。

詳しくはテストサーバのページを確認してください。

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