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TeamSpeak3 Archive

TeamSpeak3 RC1

オープンβテスト中のボイスチャットソフトウェア『TeamSpeak3』のRC1(リリース候補版)を1、2週間以内に公開すると昨年の12月30日に開発元であるTeamSpeak社が発表しました。

同時に正式版であるTeamSpeak3 Finalを2011年の第1四半期に公開するとの発表もありました。

第1四半期というのは1月から3月のことです。リリース候補版では通常は機能追加はされません。

リリース前に最終のバグチェックを行うのみなので大きな問題が見つからなければ早めにリリースしたいということだと思います。

2009年の12月から約1年に渡って続けられたオープンβの終わりが見えてきました。

オープンβ初期からユーザの要望に積極的に答えてきたおかげで、使い勝手の良い機能から誰が使うんだろうと思う機能までありかなり多機能なボイスチャットソフトウェアになっています。

ただ、要望になんでもかんでも答えすぎてβの後半はバグつぶしにだいぶ苦労していたような印象があります。

クライアント終了時にOSがフリーズする不具合など、解決されていない問題もいくつかあります。

これらの問題が正式版のリリースまでに解決するかどうかに注目したいところ。

情報元

TeamSpeak – News
http://www.teamspeak.com/?page=newsarchive&ident=20101230

TS3サーバBot

TeamSpeak3ネタを少々書いてみます.サーバ管理者向けです。

サーバにBotを常駐させて管理しようというおはなしです。

TeamSpeak3 Server には ServerQueryという機能があり,単純なコマンド操作でサーバを操作することが出来ます。

サーバの状態変化があるたびにイベントを発生させるservernotifyregisterというコマンドがあり,これを利用することでサーバの状態の変化に合せた対応が出来るようになります。

余談ですがservernotifyregisterは結構危ない機能で管理者権限がない一般ユーザでも実行出来るコマンドです。古いバージョンのサーバではservernotifyunregisterコマンドを使って登録解除をせずにservernotifyregisterコマンドを送信し続けるとTS3サーバが落ちるという,いわゆるDOS攻撃に使える脆弱性があります。そして,さも大したバグではなかったかのようにひっそりと修正されています。こういったことがありますのでβ版のサーバは常に最新版にしましょう。

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TeamSpeak3の権限の保存

今回はTeamSpeak3における権限の保存というお題で書きます。

サーバ管理者もそうですが、他人のサーバを借りているグループの代表の人に目を通して欲しい記事です。

TS3におけるユーザの識別について

TeamSpeak3でサーバではユーザを『識別子』という情報をクライアントの初回起動時にランダムに生成しています。

これをサーバ接続時に本人確認情報としてサーバに送信しています。IDカードのようなものだと思うとわかりやすいと思います。

本来はサーバにおいてIDとパスワードを登録するのが確実な認証方法なのですが、そうすると殆どのユーザが面倒がって登録しないのでこのような方法が使われています。

Mumbleの初回起動時に表示される証明書の発行すら面倒がる怠惰なユーザが多いですからね。

サーバ側では、「~という識別子を持っている人には~チャンネルの管理権限を与えた」という情報を紐付けして保存しています。

この識別子の情報はクライアント側に保存されており、OSの再インストールなどを行うと消えてしまいます。

識別子のバックアップ

識別子のバックアップとリストアはTS3クライアントのメインメニューの設定 > 識別子から行えます。

OSの再インストールなどを行う場合は必ずバックアップしてから行うようにしましょう。

TeamSpeak3のその後とか

haruの目から見るとTS3は、まだまだβで実用にはいまひとつな感じがします。

特に日本語周りがいろいろと残念でクライアント側だと日本語テキスト読み上げが機能しなかったり、サーバ側だと文字化け多発してたりといろいろとひどいところがあります。

ぱっと見は多機能でよさそうなんだけど、まだまだ細かいバグが山積みでTeamSpeak社よ修正がんばれって感じですね。正直多機能だけど「誰得?」な機能が多いですし。

私を含め一部の環境で起きるTeamSpeak3クライアント終了後に希に数分間OSがフリーズする現象について開発元が再現できないので対応不可としている間は人に勧めることもないでしょう。

私自身は翻訳やらwikiの作成なんてやってますが、将来性への投資といったところで現時点でのTeamSpeak3にはあまり価値を見出していません。

TeamSpeak3鯖のメンテナンス方法とか

最近アヴァレコとかでA.V.A.ネタが多いのでボイスチャットネタを書いてみます。

TeamSpeak3サーバのメンテナンス方法についてです。

いろいろあると思いますが、その中でデータベースの最適化について書いておきます。

TeamSpeak3サーバのデータベースは初期設定ではts3server.sqlitedbというファイルに保存されています。

これを放置しておくとだんだんと内部が断片化したりしてパフォーマンスが落ちていきます。

これのメンテナンスにはSqlite3 というツールを使います。

Windows の場合はこのあたりから Precompiled Binaries For Windows をダウンロードして、展開します。

sqlite3.exe というファイルがあるので データベースファイルと同じフォルダに放り込みます。

コマンドラインから次のように実行します。

sqlite3 ts3server.sqlitedb reindex
sqlite3 ts3server.sqlitedb vacuum

これで、データベースファイルが最適化されてサーバのパフォーマンスが良くなるはずです。

起動中にやったりするとエラーが出る場合があるのでサーバ停止時にバックアップを取ってからやりましょう。

コマンドラインがわからないなら上の2行を optimize.bat というファイルに書いてサーバと同じフォルダに保存して実行しましょう。

ubuntuの場合

ubuntu の場合はaptからsqlite3 をインストールして同様にコマンドを実行します。

sudo apt-get install sqlite3

あとは・・・まぁLinuxユーザならわかるでしょう。

TS3サーバ β27 のアクセス権

TeamSpeak3 Server の beta27 が出ていますね。

TS3はまだβフェイズなので大胆な設定の変更が行われます。

そのひとつがアクセス権の初期設定の変更です。

前のバージョンのサーバの設定を引き継いだ場合は、この影響をあまり受けません。

ただ、データベースを新しく作り直した場合には、アクセス権の初期設定の影響を受けるかもしれません。

β27のアクセス権の問題

β27の初期設定だとチャンネルグループ channel admin に属するユーザにチャンネル説明を変更する権限がありません。

身内向けサーバの管理者はあまり困らないかもしれませんが、公開サーバでチャンネルを自由に創れるように設定してある場合は少し困るかも知れません。

解決するには次のクエリコマンドを入力しましょう。

use sid=1
servergroupdelperm sgid=8 permsid=b_channel_modify_description

もちろんserveradminでログインしてから実行してください。

問題発生の理由

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