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Mumble 1.2 Archive

そのうち出るだろうMumble 1.2.3

ボイスチャットソフト「Mumble 1.2.3」 の開発版の情報です。


Mumble 1.2.3 ではFPS値がゲーム画面右上に表示できるようになります。

上の画像はA.V.A.の画像を表示させたところです。

これでMumble起動しながらFPSを見れる・・・あんまり意味ないようなそうでもないような。

Celt のバージョンアップ

音声コーデックのCelt がバージョン 0.8になります。

何が変わるか、良く分かりませんが・・・

Celt 0.8 を体験するにはサーバ上に全てのユーザがMumble 1.2.3(の開発版) を使っている必要があります。(たぶん

興味が出たら

公式WikiのページのWindows んところの(1.2.3 Developer Snapshot)をクリックしてダウンロードするとMumble 1.2.3 開発版が手に入ります。

Ubuntu 10.04 LTS リリース

ArcencielServer(うちで運用しているサーバの名前)に使っているOSの最新版である Ubuntu Server 10.04 LTS (64-bit) が先日リリースされました。

ということで早速入れ替えました。

今のところ大した違いは見られませんね(ぇ

ShockVoiceは・・・

面白うそうだと思ってサーバ建てていたボイスチャットソフトのShockoVoiceもTeamSpeak3の登場で私の中では完全に要らない子に・・・

多少の問題をはらみつつもTeamSpeak3が順調なので,サーバアップグレードを期にShockVoicenoサーバの公開をやめました。

Ubuntu 10.04 Server の変更点

Mumble に関連しそうな変更点のメモを

今のところは、mumble-server パッケージ(mumbleサーバ)は最新版の1.2.2が公式パッケージとして含まれているので1.2.3が出るまでは何も考えずに

sudo aptitude install mumble-server

と打てばインストールされるみたいです。

mumble-server-web パッケージを利用する場合は次のコマンドを使ってsliceファイルへのリンクを作っておかないとWebインターフェイスが正常に動作しないみたいです。

sudo ln -s /usr/share/Ice-3.3.1/slice/Ice /usr/share/slice/
sudo ln -s /usr/share/Ice-3.3.1/slice/Glacier2 /usr/share/slice/

サーバのスペック

興味のある人向けに・・・

M/B + CPU D945GCLF2
メインメモリ DDR2-800 2G * 1
補助記憶(HDD)

ZERO-SD100S

microSDHCカード 8GB (Class4)
電源

PICO-PSU90

メーカ不詳のACアダプタ
ケース K45 の ケース
NIC LGY-PCI-GT

まぁ、静音+省電力を主眼に作っているのでスペック的にあれですが,ボイスチャットサーバで200人程度のアクセスを裁くにはオーバースペック気味.

Mumble サーバのメンテ方法2

前回の記事でデータベースファイル全体のメンテナンス方法を紹介しました。

今回は中身のメンテナンスです。

1月以上ログインしていないユーザを削除

なんとなくユーザ登録したけど使われない、証明書をなくしてユーザ登録した名前でログインできない、といったユーザは多いです。

なので、公開サーバとか開いていると謎のユーザが増える一方になります。

具体的な方法ですが、sqlite3 を使ってデータベースを直接編集します。

$ sqlite3 mumble-server.sqlite

ICEインターフェイスやD-Busインターフェイスでユーザの最終ログイン時間を取得できないため、直接データベースファイルを編集する必要があります。(Murmur 1.2.3 からは取得できるようになります。)

一ヶ月以上ログインしていないユーザを一覧表示する。

> select server_id, user_id, name, last_active from users
  where last_active < datetime('now', 'localtime', '-1 months')
         and user_id <> 0;

いきなり削除するのもあれなので、まずは確認します。

確認したらそれを削除する。

> delete from users where last_active < 
  datetime('now', 'localtime', '-1 months')
  and user_id <> 0;

このような感じでクエリを送ると長期間ログインしていないユーザや、その削除ができます。

last_active < datetime(‘now’, ‘localtime’, ‘-1 months’)

この部分は英語的な意味から察することができると思いますが、-1 months を -1 week とか -1 days に変えれば月単位以外でもいけます。

user_id <> 0

こいつはユーザIDが0のユーザを除外する(SuperUserは削除対象にしない)という意図です。

詳しい部分が知りたければSQL文とかでググるといいでしょう。

ユーザ削除の後に前回の記事で紹介したreindexやvacuumをすると効率的かもしれない。

Mumble サーバのメンテ方法

メンテの方法とかいろいろありますが、今回の内容はログとデータベースファイルの取り扱いについてです。

ログファイル

Mumble のサーバはログをテキストファイルである murmur.log に書きこみます。

Windows の場合だと放っておくとフラグメントが進むので、適切に処理した方が良いです。

murmur.log を別のドライブに移動してから元に戻すとか、murmur.logのバックアップを取って消すなどした方がレスポンスはよくなると思います。

Linuxであればフラグメントの心配もないですし、自動的にログ・ローテートされるので問題ないでしょう。

データベースファイル

Mumble のサーバはログファイルの他に個別の設定(チャンネル情報やユーザ情報など)やログの一部をデータベースファイルに格納しています。

これも放置するとレスポンスが悪くなります。

これのメンテナンスにはSqlite3 というツールを使います。

Windows の場合はこのあたりから Precompiled Binaries For Windows をダウンロードして、展開します。sqlite3.exe というファイルがあるので データベースファイルと同じフォルダに放り込みます。

コマンドラインから次のように実行します。

sqlite3 murmur.sqlite reindex
sqlite3 murmur.sqlite vacuum

これで、データベースファイルのサイズが小さくなって検索が高速になる・・・はずです。

Firefoxの高速化と似たような感じです。

ubuntuの場合

ubuntu の場合はaptからsqlite3 をインストールして

sudo apt-get install sqlite3

次のような感じでコマンドを実行します。

sudo -u mumble-server sqlite3 /var/lib/mumble-server/mumble-server.sqlite reindex
sudo -u mumble-server sqlite3 /var/lib/mumble-server/mumble-server.sqlite vacuum

UbuntuやDebianの場合は/var/lib/mumble-serverにデータベースファイルが配置されていて、ユーザ mumble-server 意外は読み書き出来ないようになっているので mumble-server の権限でsqlite3コマンドを実行しています。

Mumble 1.2.2 は D-Bus なし

さっき気がついたのですが・・・

Mumble 1.2.2 から D-Bus なしでビルドされているようです。

つまりは、今までMumbleと一緒に起動していた要らないプログラム dbus-daemon.exe が起動しなくなるわけです。

リリースノートとか開発ログに全く書かれていないので今の今まで気がつきませんでした。

これで私が配布していた no-dbus版の Mumble の存在価値がなくなったわけです。

メデタシめでたし。

Mumble の今後

Mumble 1.2.3 からは先日に紹介したオーバレイの強化いがいにも priority speaker (優先度スピーカ)も実装される予定みたいです。

優先度スピーカというのは、優先されるように設定されたユーザが発言している時に他のユーザの発言音量が絞られる機能みたいです。

前にリクエストで上がったときに開発陣側は実装を嫌がってたんですが、また押し切られたんですかね。

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