- 2009-01-11 (日) 4:40
- Mumble 1.1 | VoIP
卒研やりつつ気晴らしにmumble 弄っているharuです。
いろいろいじくってだいたい mumble の構造は把握できた感じです。音声系は、畑が違うので良くわかりませんが・・・
化ける文字が全部西欧系なので想像はしてましたが、内部的には Utf8 と ISO 8859-1(西欧系の文字エンコード)を混在して使っているようです。murmur が使用してるライブラリは、Qt という国際化対応のライブラリなので文字コードは基本 Utf8 で処理されるのでたいていの文字コードの差異をあまりきにしなくてもコーディングが可能です。しかしながら murmur の場合、Utf8 で保持されている文字列を、C言語標準の関数で処理してしまい文字化けを生じさせています。
なんて言っても、プログラム系知らないとわけわかりませんね。
murmur (mumble のサーバ)の文字化け部分については開発者に報告中なので、無事に相手が問題点を理解してくれれば次期バージョンの 1.1.7 では、たぶん改善されていると思います。
まぁ、はじめは「バグ修正してください」、だったのが途中から「文字化けする場所の例と改善例の提示」になっちゃったので確実に(ぁ
文字化け関連はひと段落したっぽいので、murmur を WEBから操作するインターフェイスの開発やってます。
こんなの
上の例はサーバのログをWebから表示しているところです。
ログには普通に日本語の文字列が踊ってますが、これは文字化けを修正したサーバだからです。現状の murmur ではユーザ名やチャンネル名にISO 8859-1以外の2バイト文字が含まれていると文字化けします。
murmur の場合、Web インターフェイスを作るためのライブラリは用意されているのに肝心のライブラリをだれも作っていないという状況なので欲しけりゃ自分で作るしかないってことで作ってます。
まぁ、このWeb インターフェイスも ZeroC ICE をPHPのモジュールとして使っているので、自宅でWebサーバ建てるか 管理者権限貰えるレンタルサーバ(高額なレンタルサーバ)じゃないとおけないのが難点です。
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