- 2011-10-21 (金) 14:36
- 戯言
短縮URLはtwitterのような掲載できる文字数に限りがあるサービスに対して投稿を行う際にやむを得ず使うものです。
紙媒体など電子的ではない広告においてユーザが入力する文字数を短縮するという利便性のために使うのも理解できます。
しかし、基本的には短縮URLというのはどこに飛ばされるかも分からない危険なURLなのです。
掲載者をある程度信用することができなければ気軽に踏めるものではありません。
例えば次のようなアドレスがあったとします。
http://example.com/?tag=asdfDAE2jkd&tag2=DADflejwojfaodj
mod_rewriteを利用している場合は次のようになっていることも。
http://example.com/asdfDAE2jkd/DADflejwojfaodj
これがスパム業者であった場合には実際には下のURLのような情報が付与されているのと同じだったりします。
一見意味のない文字列に見えますが、送付元のサーバではasdfDAE2jkd=送付したメールアドレス、DADflejwojfaodj=出会い系のメールを送った、などの情報にひもづけられて保存されていたりします。
上のURLを踏むということは実質的に下のようなURLを踏んで相手に情報を与えていることと同じ意味になります。
http://example.com/?tag=私はaaa@example.comというアドレスの持ち主だ。&tag2=私は出会い系の広告を踏むような知能の低い人種だ。
ある程度の知識がある人であればURLの字面を見ることで、こういったアドレスであることが判別できるのです。
ですが短縮URLでは、そのような情報が一切読み取れません。
http://example.com/shotenid
大半の人はアドレスを踏んでから判別しますし、私の場合は短縮アドレス解決ツールを通してからアクセスします。
そもそも、送付元が不確かな場合には短縮URLは踏みません。
短縮が不要な状況での短縮URL
WEBページやメールなど明らかに短縮URLを使う必要性が無い場合に短縮URLを人を私はセキュリティ意識に乏しい人である人であると判断し信用しません。
知らない人から送られたメールに短縮URLが含まれていた場合には内容にかかわらずゴミ箱に捨てることにしています。