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TeamSpeak3の権限の保存

今回はTeamSpeak3における権限の保存というお題で書きます。

サーバ管理者もそうですが、他人のサーバを借りているグループの代表の人に目を通して欲しい記事です。

TS3におけるユーザの識別について

TeamSpeak3でサーバではユーザを『識別子』という情報をクライアントの初回起動時にランダムに生成しています。

これをサーバ接続時に本人確認情報としてサーバに送信しています。IDカードのようなものだと思うとわかりやすいと思います。

本来はサーバにおいてIDとパスワードを登録するのが確実な認証方法なのですが、そうすると殆どのユーザが面倒がって登録しないのでこのような方法が使われています。

Mumbleの初回起動時に表示される証明書の発行すら面倒がる怠惰なユーザが多いですからね。

サーバ側では、「~という識別子を持っている人には~チャンネルの管理権限を与えた」という情報を紐付けして保存しています。

この識別子の情報はクライアント側に保存されており、OSの再インストールなどを行うと消えてしまいます。

識別子のバックアップ

識別子のバックアップとリストアはTS3クライアントのメインメニューの設定 > 識別子から行えます。

OSの再インストールなどを行う場合は必ずバックアップしてから行うようにしましょう。

TeamSpeak3のその後とか

haruの目から見るとTS3は、まだまだβで実用にはいまひとつな感じがします。

特に日本語周りがいろいろと残念でクライアント側だと日本語テキスト読み上げが機能しなかったり、サーバ側だと文字化け多発してたりといろいろとひどいところがあります。

ぱっと見は多機能でよさそうなんだけど、まだまだ細かいバグが山積みでTeamSpeak社よ修正がんばれって感じですね。正直多機能だけど「誰得?」な機能が多いですし。

私を含め一部の環境で起きるTeamSpeak3クライアント終了後に希に数分間OSがフリーズする現象について開発元が再現できないので対応不可としている間は人に勧めることもないでしょう。

私自身は翻訳やらwikiの作成なんてやってますが、将来性への投資といったところで現時点でのTeamSpeak3にはあまり価値を見出していません。

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