- 2010-09-23 (木) 12:19
- 戯言
国産のTwitterクライアントとして有名な『Tween』というツールがあります。
Twitterの面白さを体感するにはWEBからの利用ではなく、専用のクライアントを利用することをおすすめします。
先日起きたTwitterのXSSの脆弱性による問題もTweenのようなクライアントツールであれば安全です。
さて、このTweenなんですが、私の環境ではひとつ問題があります。といっても大きな問題ではありませんが・・・
なぜか起動が遅いのです。正確に言うと起動してからTwitterのつぶやきを取得するまでが非常に遅いのです。
ちょっと前から、どうにかならないかなぁと思いつつ起動時にイラッとくるだけなので放置していましたが、改善方法がわかったので書いておきます。
高速化方法は簡単でTweenの設定から通信タブを開き、プロキシの設定を「使用しない」に設定します。
初期設定では「InternetExplorerの設定を使用する」になっていると思いますが、これが原因だったみたいです。
InternetExplorerの設定だと、プロキシを自動的に検索するように設定されている場合があるようです。この場合に、ないプロキシを探そうとして時間がかかってしまうみたいです。
企業のネットワークのように特殊な場合でもなければプロキシやプロキシの自動検出なんて使う機会もないと思うので、初期設定で「使用しない」としておいてほしいところですね。
プログラマ向け
この問題、実は.NET FrameworkでWebRequestクラスを使った通信全般で発生する問題です。
なぜかWebRequestクラスで通信をしようとすると初回アクセスに時間がかかるというもの。
この辺の話は次のページが参考になります。
プロキシ設定によりWebページへのアクセスを高速化するには?[2.0のみ、C#、VB]
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/dotnettips/673defaultproxy/defaultproxy.html
今回の場合はTweenの設定でプロキシを「使用しない」に設定にしていた場合に、WebRequestクラスのProxyプロパティにNothing(null)を割り当てているので自動検出が省略されて動作が早くなるという理屈みたいです。
WebRequestクラスはプロキシを明示しないと、「インターネットオプション」の設定を使います。要はInternetExplorerの設定ですね。
InternetExplorerの設定だと、プロキシサーバを自動検出するように設定されていて、自動検出にかかる無駄な時間が起動の遅れにつながっているようです。
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