- 2010-03-24 (水) 9:41
- Mumble 1.2 | VoIP
設定画面がだいぶと改良されています。
レイアウトの操作が視覚的にできるようになっています。赤い点が上の画像中に見えると思います。これをドラッグすることでオーバレイの表示位置を調整出来ます。右クリックするとメニューが出てオーバレイ画像の表示方法を詳細に設定出来ます。
また、Overlay exception(オーバレイの例外設定)ではBlacklist方式(従来の方法)とWhitelist方式の2種類が選べるようになっています。Blacklist 方式ではリストに設定されているプログラムに対してオーバレイの埋込みを行いません。Whitelist方式では、その逆で指定したプログラムだけにオーバレイを埋め込みます。さらに、このリストは編集して任意のプログラムを追加できるようになっています。
オーバレイ画像の編集
オーバレイで表示する画像を詳細に編集できます。
表示されている謎のキャラはデフォルトアバターです。アバターを設定していないユーザは、この画像が表示されます。アバターを設定しているユーザの場合は、設定したアバターが表示されます。
細かい部分がいろいろ調整できて便利です。調整が面倒な人にはプリセットが2種類用意されています。
Large square avator
デフォルトで設定されているオーバレイ表示です。
画像がでかくて普通に邪魔です。
Avator and Name
デフォルトのモノとは別に用意されているプリセットがこれです。
これくらいなら邪魔にもならないし調度良いかなと思います。
さらなるオーバレイ機能
設定画面からショートカットの設定で「オーバレイ表示切替」を設定して、ゲーム画面上でショートカットキーを押して見てください。
Steamのオーバレイ表示のようにゲーム画面上にMumbleのメインウィンドウが表示されます。
最後に
基本的にnProtect のようなゲームガードを採用しているゲームでは無理にオーバレイは使わない方が良いです。開発側もゲームガードが弾く場合には対応しないとしています。
まぁ、私の場合は A.V.A. で平気で使っていますけどね。
現在の開発版のMumbleのテスト課題は
- Overlay in Direct3D 9, Direct3D 10 and OpenGL games.
要はオーバレイがちゃんと動くか - Bind a shortcut to Toggle Overlay and try it in a fullscreen game.
上で紹介したショートカットキーを使ってゲーム画面にMumbleを表示させる機能がうまく動作するか
となっています。
興味のある人は公式wikiから1.2.3 Developer Snapshotをダウンロードしてフィードバックを開発者に送ると良いかもしれません。
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コメント (Close):5
- Arukatora 10-03-29 (月) 20:21
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Centos上でのmurmurのアップデートはどのファイルをバックアップしてやればいいのでしょうか?
- haru 10-04-02 (金) 0:16
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Centosに限らず、次のファイルですね。
murmur.sqlite
murmur.log*
murmur.ini.logと.sqliteの位置はインストール方法にもよりますが、murmur.iniに書いてあるはずです。
- Arukatora 10-04-02 (金) 4:38
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To haru様
ありがとうございます(´・ω・`) - 匿名 10-04-07 (水) 8:38
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オーバーレイは関係ないのですが、マンブルのプラグイン(ゲーム名)はなんの意味があるんですか?
- haru 10-04-10 (土) 14:50
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>匿名さん
位置音響用のプラグインです。
http://mumble.sourceforge.net/Games
対応ゲームではゲーム上のプレイヤの位置を反映して音が聞こえるようになります。
例えば前にいる人の声は前から聞こえるように立体音響処理されます。