ShockVoice

なんとなく、マイナーなVCソフトがないかと探している haru です。

その中で見つけたのが ShockVoiceです。

日本ではまったくの無名ソフトであり、主にヨーロッパの方で利用されているみたいです。

日本語対応はしていません。多言語対応のための手順は用意されているようですが、ユーザ名などに日本語は使えなさそうです。

企業開発のソフトウェアで、現在はβ版が公開されています。β版でもきっちりサーバのライセンス料を取るみたいです。非営利なら、500スロット、３インスタンスまではフリーみたいです。クライアントはもちろんフリーですね。

音声コーデックとして Speex を採用していて、けっこうbpsを高く設定できるので音質はだいたい Mumble 1.1.x と同じくらいかもしれません。

また、高機能っぽいチャット機能やら、ホワイトボード機能、組み込みブラウザで特定のページを表示させたりと面白そうな機能がある感じです。

画像を読み込んでその上に皆で落書きできるホワイトボード機能。作戦会議とかに便利かも。

GUIの機能が比較的高くサーバの設定をクライアントソフトウェアで、ほぼ全て行えてすばらしい感じです。

ただ、βテスト中ということで、つくり込みがまだまだ甘い感じです。

普通に使うにはあまり問題はなさそうですが、管理画面とかでエラーをけっこう見ます。

あと、サーバ接続時にチャンネルリストの取得に失敗して、接続するたびに見えるチャンネルが変わったりと・・・

将来性に期待というところでしょうか・・・

欧州の方ではすでに有料でShockVoiceのサーバを貸し出している業者もいるようです。

サーバを建ててみたので試してみたい場合は、ShockVoiceのクライアントをインストールして次のリンクをクリックしてください。

Arcenciel Server – ShockVoiceサーバ

追記：

いろいろ遊んでみたけど、個性的でいろいろと良さそうです。

VentやTS2よりは良さそうです。それでも私の中でMumble 1.2.0には勝てない感じです。

Mumble1.2.0 がなければ普通に使っていたかもしれません。

将来的に音質が向上してライセンスに問題がなければMumble やTS3と良い勝負をしてそうです。

日本だとコマーシャルホスティングが流行らないので、ライセンスでフリー利用をどこまで許すかが、普及するかの鍵ですね。