WindowsでのWeb インターフェイスの設定

PHP で動く Webインターフェイスを Windowsで動かせる環境を作る方法です。

必要な前知識

• Webサーバの設定方法
• PHPの設定方法
• PHPスクリプトの設定方法

必要な環境

• Apache 2.2
• PHP 5.2.6 か PHP 5.2.8
• ICE 3.3.1

PHP 5.3.0 では動かないようです。

よくわからないなら XAMPP 1.7.0 あたりで自動的にインストールするとよいかもしれない。

設定手順

事前にApacheとPHPの設定が終わっているものとします。

ICE を インストールします。

ice-x.x.x-VC60.msi を次のページからダウンロードします。

http://zeroc.com/download_3_3_1.html

特に何も考えずにnextをおしてインストールすると良いかと思います。

PHP用のice extention と、それに必要なファイルをコピー

“C:\Ice-3.3.1-VC60\bin\” にある次のファイルをコピーする。

bzip2.dll
ice33.dll
iceutil33.dll
msvcp60.dll
msvcrt.dll
php_ice.dll
slice33.dll
stlport_vc646.dll

コピー先は Apache のインストールフォルダにある bin フォルダです。たとえば“C:\apache\bin” 。

XAMPP などでは、extention のフォルダが別途指定されている（”C:\xampp\php\ext”）ので、その場合はそちらに “php_ice.dll” をコピーします。

PHP用のice extentionを設定する

次に Apache が読み込んでいる“php.ini″ を編集します。

extension=php_ice.dll
ice.slice=C:\PHP5\Murmur.ice

設定を加えたら上書き保存する。

上の設定が終わったら、MumbleのインストールフォルダにあるMurmur.ice を “C:\PHP5″ にコピーする。

設定終了後にApacheを再起動して、phpinfo関数等からiceが読み込まれていることを確認してください。

Murmur 側でiceの設定を有効にする

murmur の設定ファイルを変更してiceを有効にします。

murmur.ini は、Mumbleのインストールフォルダにあります。

次のような行がありますので

#ice="tcp -h 127.0.0.1 -p 6502"

先頭の#を抜いて次のようにします。

ice="tcp -h 127.0.0.1 -p 6502"