- 2009-12-22 (火) 9:39
ROMエリア書き換えコード (プログラムコード、6コード)
こちらは初級改造講座なので使い方のみの説明となります。
ROMエリア書き換えコードとはROMエリアという特殊なエリアを書き換えるコードのことです。複合化してアドレス部の先頭が64もしくは08がこのコードです。他のサイトでも、暗号化済みで公開されている所が多いようです。呼び方は、ROMエリア書き換えコード、ROMエリア単純書き込みコード、6コードといろいろあります。
ROMエリア書き換えコードが全てプログラムを書き換えるコードというわけではないのでプログラムコードという呼び方は私的にはちょっと違うような気がします。
蛇足ですが、ROMエリア書き換えコードの命名者は私です。KAJAさんが解析されたGBA-PARのROMエリア単純書き込みコードをなぜか脳内変換して使っているうちにこちらが染み付いてしまい、使い続けて今に至る・・・。
VisualBoyAdvanceで使用する場合
VBAではPARコードに暗号化して使用します。VBAでは標準コード形式でROMエリアの書き換えに対応していないようなので暗号化してGameShark(ゲームシャーク)用として実行します。
入力方法は「VBAでのコード入力」の「PARコードの場合」参照してください。
旧バージョンのVBAでは使用できない可能性があるので最新のものを使ってください。
また、コードの効果はROMファイルを再度読み込むまで続きます。
ROMエリアは基本的には書き換えられることのない領域ですのでVBAはROMファイルを読み込んだ時にしか値を更新しません。
このため書き込まれる前の値に戻すにはROMファイルを再度読みこまなければなりません。
ただし、Restore previous valueにチェックを入れておけば、コードを無効にしたときに元の値に戻ります。
PARでROMエリア書き換えコードを使用する場合は
一行のみしか同時に使用することができません。
もし、二行以上入れてしまったらどうなるのか?
最後に入力したコードのみ有効になります。
例えば、HP減らない、MP減らない、無限行動などのROMエリア書き換えコードを順番でコードを入力した場合、最後に入力した無限行動のみコードが有効になります。
ROMエリア(Read Only Memory ; 読み込み専用記憶領域)は書き換えるメモリやセーブデータと違い、書き換えることのできないエリアです。それをPARがGBA側に書き換えた値に無理やり認識させているものと思われますので一行しか使えないのは技術的な問題でしょう。実際、上位バージョンでは、4行までの使用が可能なようです。
また、マスターコードによっては効果が出ない場合もあるので複数のマスターコードが提供されているのならその中で最も安定して動作するものを自分で試して選んでください。
参考)一行の定義? ここでいう一行の定義は ******** ******** の8桁+半角スペース+8桁もしくは ******** ******** 8桁×2行です。 ネット上では前者、雑誌では後者が多いようです。
X-TAで使用する場合
X-TAでは使用不可能です。
GameShark V3,AR GBX V3で使用する場合
アップグレード版で使用する場合はGBA-PARと同様です。V3のROMエリア書き込みコードにはType z0C ~ z0Fの四種類までありますが。アップグレード版ではType z0Cのみ使用できます。正規版?の場合は4行まで使用できるようです。ただし、コードがType z0Cで暗号化されたものを2つ使うようなことはできません。
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